バイオリソース普及センター

バイオリソースの活用

環境問題と生物多様性

環境問題は近年特に重要なトピックスとなっていて、中でも生物との関わりでは、絶滅危惧種や生態系の擾乱などについて議論と対策が進められています。千葉県でも平成20年に「千葉県環境基本計画」を策定し、生物資源を含めた環境問題対策を推進しています。

生物多様性とは、さまざまな自然環境の多様性、そこに生きる生物種の多様性、生物種内の遺伝子の多様性という、3つのレベルの多様性の総称です。これらの多様性を守るため、種の豊富さと地域固有種の保全の観点から、国や地方行政、民間レベルでさまざまなアクションがなされています。かずさDNA研究所では、千葉県と協力しながらこれらの問題に取り組んでいます。

加えて、環境から得られる遺伝子資源の活用についても取り組み、産業応用のサポートを進めます。

種の地域性の保全

環境メタゲノム

環境DNA